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会社情報 Company

代表メッセージ

代表取締役社長 兎田 朗彦

マロール株式会社は、小型船舶の操舵および各種操船機器の専門メーカーとして、長年にわたり挑戦と革新を重ねてまいりました。
私たちは、航空機や自動車のエンジン部品製作で培った「精密加工技術」、航空機から舶用分野へと進化させた「油圧制御技術」、そしてすべてを統合する「電子制御技術」という三つの核を持ち、これらの融合から独自の製品を生み出してきました。マロールの強みは、常に新たな発想を加え、市場の可能性を切り拓くことにあります。
近年では、オートパイロットやエンジン制御機器を統合することで、より安全かつ快適な操船環境を提供し、船舶運用のハードルを下げる取り組みを推進しています。さらに、自律航行の共同開発プロジェクトにも参加し、次世代の海洋モビリティ社会に向けた共創事業の実現を目指しています。
これからも私たちは、技術力と挑戦心を武器に、課題解決型のものづくりを通じて社会に貢献し、誰もが安心して船と親しめる未来を創造してまいります。

会社概要

社名 マロール株式会社
創立 1938年(昭和13年)3月31日
資本金 4,968万円
代表者 代表取締役社長 兎田 朗彦
従業員数 88名
事業内容 産業分類:一般機械器具製造業
船舶関係の油圧及び電気・電子油圧式制御システム・機器の設計、製造、販売、サービス。
下記自社開発製品を製造・販売。

  • 大型船舶向け
    甲板機械(デッキクレーン、カーゴクレーン、ウインドラス、ムアリングウィンチ、トーイングウインチ等)の油圧及び電気・油圧式遠隔制御装置、バルブ開閉制御装置、他。
  • 小型船舶向け
    手動油圧操舵システム、アシスト式操舵システム、 電気・油圧式動力操舵システム、オートパイロットシステム、エンジンリモコンシステム、姿勢制御システム、サイドスラスター制御システム、ウォータージェットコントロールシステム、エンジン制御盤、方位ディスプレイ、他。
本社 〒653-0037
神戸市長田区大橋町2丁目1-34

沿革

  • 1938年

    3月31日、王子精機工業株式会社として設立。

  • 1942年

    航空機用エンジン部品・油圧機器製造開始。

  • 1945年

    戦火により本社・中之島・松原の各工場罹災。

  • 1947年

    自動二輪車・三輪車エンジン部品の製造・販売開始。

  • 1950年

    ダンプカー用油圧シリンダーの製造開始。

  • 1958年

    自社ブランド「マロール式油圧遠隔操作装置」の製造・販売開始。

  • 1962年

    大型タンカー用「カーゴバルブ遠隔制御装置」の製造・販売開始。

  • 1967年

    東京営業所開設。

  • 1970年

    神崎工場完成。

  • 1972年

    産業用マニピュレーター「サーボアーム」発売。

  • 1973年

    小型船舶用「油圧操舵装置」発売。
    神崎工場のサーボアーム工場増築完成。

  • 1978年

    福岡事務所・函館事務所開設。
    小型船舶用「エンジンリモコン」発売。

  • 1979年

    大重量向けサーボアーム・ロボット「SRB」発売。
    「電子油圧操舵システム」発売。

  • 1980年

    新本社ビル完成。
    小型船用油圧操舵装置「魁」発売。

  • 1984年

    新本社工場完成。
    フランス・マレル社にサーボアームの技術供与。
    サーボアーム組立工場完成。
    企業スローガンWe have NEXT. を発表。
    仙台事務所開設。

  • 1985年

    航法援助オートパイロットを古野電気(株)と共同開発。
    アルミホイール切削用ローダーを(株)大隈鐵工所と共同開発。

  • 1986年

    電力活線マニピュレーターを住友電気工業(株)と共同開発。

  • 1988年

    船舶用アンテナ方向制御システム「MACS」開発・販売開始。
    創立50周年を機にマロール株式会社に社名変更。
    東京晴海のボートショーに出展。

  • 1990年

    手動油圧エンジンリモコン「MRS」発売。
    気象衛星「ひまわり」自動追尾アンテナシステムをボートショーに出品。
    新工場・厚生施設・社員食堂完成、本社リニューアル計画完了。

  • 1993年

    函館事務所を札幌営業所に。
    「魁」操舵装置用リモコンシステム発売。

  • 1995年

    阪神大震災により被災し、本社工場1棟全壊。
    その後、損壊した建物を再建。(12月竣工)

  • 1996年

    震災経験を元に、災害救助ツール開発・販売開始。

  • 1997年

    廃棄物圧縮減容機の製造・販売開始。

  • 1998年

    次世代ICの生産装置「ウォーキングテーブル」を東レ・神戸大学と研究開発。
    電動アシスト操舵装置を(財)新産業創造研究機構と協同開発・発売。
    株式会社クボタ向け非開削パイプ埋設装置を共同開発(たけのこモール)。
    神崎工場閉鎖。

  • 1999年

    塗工機用「バッキングロール自動サンディング装置」を日本製紙(株)と共同開発・販売開始。

  • 2000年

    米国Hynautic社へプレジャーボート用ヘルムポンプOEM供給開始。
    パワーアシスト操舵システム「C-Steer」販売開始。
    海上保安庁向けウォータージェットシステム納入開始。

  • 2001年

    ISO9001認定取得。
    民事再生手続き申立て。
    産業ロボット部門を譲渡し、船舶関連製品に集約。

  • 2002年

    民事再生計画決定。

  • 2003年

    アメリカプレジャーボート向け操舵システムの輸出開始。

  • 2004年

    札幌事務所 再開設。

  • 2005年

    民事再生計画3年間で早期終結。

  • 2006年

    エコアクション21取得。

  • 2008年

    創立70周年。
    釣楽リモコン発売。
    リーマンショックの影響によりアメリカ市場より撤退。

  • 2012年

    釣楽システムの販売開始。

  • 2013年

    ウォータージェット操船装置納入50隻突破。

拠点

本社・工場

〒653-0037
神戸市長田区大橋町2丁目1-34
TEL 078-611-2151
FAX 078-641-2908

アクセス

神戸市営地下鉄 新長田駅 徒歩4分
山陽本線 新長田駅 徒歩5分
山陽電車本線 西代駅 徒歩9分

東京営業所

〒101-0023
東京都千代田区神田松永町7番地3 ヤマリビル402
TEL 03-3255-1688
FAX 03-3255-1680

福岡営業所

〒815-0073
福岡市南区大池1丁目23-15 高崎ビル7号
TEL 092-551-3480
FAX 092-552-8126